この健康診査は、従来のがん検診などの疾病発見健診とは意義が異なります。つまり将来予想される生活習慣病（糖尿病・虚血性心疾患・脳血管疾患）の発症・進行を内臓脂肪症候群（メタボリックシンドローム）の概念を導入することにより未然に防ぐことを目的にしています。取り返しのつかない重度の生活習慣病を発症するリスクを発見し、日常生活の習慣改善に向けての明確な動機づけをおこなうものです。