全国的に百日咳が流行しています。
百日咳は百日咳菌により発症します。多くはありませんが、重症化の可能性がある感染症です。主な感染経路は飛沫感染によるものです。百日咳にかかっている人がくしゃみをすると、空気中に百日咳菌が広がりそれを吸い込んだ人がまた感染してしまいます。潜伏期間が1週間ほどあるためすぐには発症しませんが、保菌者になり、ワクチン接種を受けていない新生児や乳幼児に知らずにうつしてしまう可能性があります。
感染予防について。咳症状のある方は、感染リスクが高い乳幼児との接触を可能な範囲で避けましょう。うがい、手洗い、マスクの着用も有効です。追加の予防接種については、医師にご相談ください。
治療(お薬)について。医師の診断により、抗菌薬と咳止めが処方される場合があります。